1.耐用年数を過ぎての使用
耐用年数内であっても、火災の高熱の中で、あまり長時間にわたっての加熱に
耐える金庫は、ほとんでありません。
(JIS規格で1時間のものと2時間のものが、ほとんどです。中には、3時間耐火の
ものもあります。)
日本製耐火金庫の耐用年数は、おおむね20年です。耐用年数がすぎたものは、
耐火材の劣化が進み耐火能力が落ちてきていますので金庫の中身は非常に危険
です。
阪神大震災において、大型耐火金庫でも古いものほど中身の焼失がでています。
2.何でも耐火金庫に入れれば大丈夫と思っている。
火災時、通常の耐火金庫では、フロッピーディスクや磁気テープ等の熱に
弱いものは守れません。
専用の耐火金庫(データセーフ)をご使用ください。
3.大きい金庫ほど、頑丈だと思っている。
通常金庫は、大きいものほど頑丈に作られていると思われがちです。
確かにその確率は高いのですが、中には超強力金庫のように大きさは、
ちょっと大きな家庭用なみながら、ダイヤル錠2個とリロッキング装置に加え、
"耐工具度""耐溶断度"""耐火度"ともトップクラスの金庫もあります。
注:リロッキングとは、ダイヤル等を破壊しようと衝撃を加えた時に、内部で働くロック
機能のことです。
3.日中金庫の旋錠がされていない。
鍵をかけたり、ダイヤルを回したりするのが面倒で、開けっ放しの状態に
してしまう。万が一の侵入犯に対してまったくの無防備。
解決策:わずかな時間でも旋錠を確実にする。ダイヤルが面倒な場合は
比較的開閉操作の楽なタイプ(マグロック、プッシュボタン等)の金庫にする。
4.ダイヤル錠の固定
使用中の耐火金庫のダイヤルをガムテープで固定しているのが散見されます。
安全上大変危険です。( 普通のカギは町の合鍵屋さんで複製できます。)
また、ダイヤル番号を忘れてしまったり、合わせ方を忘れてしまったりの
原因になります。
| INDEX | |
|---|---|